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古い小説から最近のまでおいてあります。
古いのはなんだか恥ずかしいのでいつ消すかわかりません。

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跡忍にしか見えないSM忍跡
なんかご奉仕えろ
『言い訳はそれだけか?』
『ごめん、あ、あとべ、ごめんなさい…』
この恋人は誰より愛しく、何より恐ろしく、神より尊く、女神より美しい。
【貴方に賛美歌を】
彼を怒らせてしまった責任は総て自分にあるのだと、忍足は自覚している。
彼の前では彼が正義であり彼が道徳であり彼が条理であり彼が神だ。
神の逆鱗に触れたのだから自分は身を焼かれるような罰を受けるのだろう、忍足は思っていた。
『女の体は柔らかかったか…?俺と違って』
嫉妬する女は面倒であったし、男の嫉妬なんてみっともないものだと思っていたし、今も思っている。
しかし今目の前で、その嫉妬の青い炎を隠すこともせずに眉を寄せる彼は、なんともいえず美しい、恐ろしい。
今は教室の椅子が王座。カタン。カタン。
王座を椅子を揺らしながら彼は忍足を眺める。
よく見れば埃塗れで汚い床、そこに這いつくばる、罪人を眺める。
『お前の好きなのは?』
『……‥跡部』
『お前みたいな奴を愛してやってるのは?』
『…‥跡部』
『お前が怒らせたのは?』
『ッ…、ほんまごめん、謝るから…――うァッ!?』
彼は、生憎言い訳はいらなかったらしい。
思い切り蹴り付けた机が忍足の身体にぶつかる。
痛みを訴える呻き声さえ彼の怒りを膨らませるだけで。
『言い訳はそれだけか?』
『ごめん、あ、あとべ、ごめんなさい…』
口の中が切れたらしい。
忍足が言葉を紡ぐたび開かれる唇の間には鮮明な赤が覗く。
『お前が誰のモノか…しっかり教えてやる…‥』
王座から下りた彼が、跪く忍足の前にしゃがみこむ。
指先で顎の下をくるくると撫でながら口角を吊り上げて笑ってみせる。
この、彼の笑みを構成する曲線が、忍足はなんともいえず好きであった。
見惚れているうちに手を取られる。
導かれた先、彼の股間にその手をあてがえば、そこには確かな熱。
彼は、欲情したらしい。
彼は、跪きひれ伏す忍足の姿に、欲情したらしい。
『跡部…あとべ……』
再び王座に腰を下ろした彼の股間に顔を埋める。
綺麗に笑う彼が見下ろしてくれるから、喜んで奉仕しよう。
取り出したペニスは上を向いていて、その硬い感触を楽しむかのように忍足は頬摺りをする。
彼が自分に欲情してくれる。
それは、それだけで彼を神を汚しているような、犯しているような、それは、なんて素敵な。
『跡部…好き、大好き…』
ペニスを優しく擦りながら、幾度と繰り返す。
そのたびに彼もまた優しい手つきで忍足の髪を撫でる。
彼が撫でてくれる。彼が自分の髪を優しく撫でてくれる。
こんな幸せを受けられるのは、自分が彼にとって特別だからだ、それは勝手な妄想でも幻想でもない、現実だ。
しかしそんな忍足の思考は破滅的だ。
『あ…あァ…、もっと、侑士…ッ、もっと…‥』
王座の上で淫らに腰を揺らす姿は、どうしてこんなにも美しい。
応えるようにスロートを速め、震えだした下半身を撫でる。
さぁ君の甘くて甘い、ちっとも苦くなんてないその精液を喉に叩きつけて!
『う…?!ぇ、あと…べ』
いきなり口内からペニスが引き抜かれる。
忍足は淋しそうな表情で彼を見上げるが、次の瞬間、その視界は白く濁った。
『ははッ…いい顔だ…‥』
顔に飛び散った精液。彼は満足気に笑う。
呆気にとられていた忍足であったが、状況を理解すればすぐにへらりと笑った。
顔中に散った精液を指先で拭い、口に運び、赤い舌を白く汚して、くちゃくちゃと、味わうように、噛み締めるように、だってこれは甘い甘い君の―――。
『あとべ、あとべ、すき…』
縋り付き、泣いているように笑う姿はなんて愛しいの。
彼が、忍足の濡れた顔を撫でる。
『入れたい…‥?』
『入れたい、跡部ん中に入りたい…入って、掻き回したい…跡部…』
君が綺麗に笑って頷いたから、全ての罪が洗い流されるの。
彼が綺麗に笑って頷いた。
それを見た忍足も、綺麗に綺麗に笑ってみせた。
俺の女神に賛美歌を。
貴方に賛美歌を。
なんかご奉仕えろ
『言い訳はそれだけか?』
『ごめん、あ、あとべ、ごめんなさい…』
この恋人は誰より愛しく、何より恐ろしく、神より尊く、女神より美しい。
【貴方に賛美歌を】
彼を怒らせてしまった責任は総て自分にあるのだと、忍足は自覚している。
彼の前では彼が正義であり彼が道徳であり彼が条理であり彼が神だ。
神の逆鱗に触れたのだから自分は身を焼かれるような罰を受けるのだろう、忍足は思っていた。
『女の体は柔らかかったか…?俺と違って』
嫉妬する女は面倒であったし、男の嫉妬なんてみっともないものだと思っていたし、今も思っている。
しかし今目の前で、その嫉妬の青い炎を隠すこともせずに眉を寄せる彼は、なんともいえず美しい、恐ろしい。
今は教室の椅子が王座。カタン。カタン。
王座を椅子を揺らしながら彼は忍足を眺める。
よく見れば埃塗れで汚い床、そこに這いつくばる、罪人を眺める。
『お前の好きなのは?』
『……‥跡部』
『お前みたいな奴を愛してやってるのは?』
『…‥跡部』
『お前が怒らせたのは?』
『ッ…、ほんまごめん、謝るから…――うァッ!?』
彼は、生憎言い訳はいらなかったらしい。
思い切り蹴り付けた机が忍足の身体にぶつかる。
痛みを訴える呻き声さえ彼の怒りを膨らませるだけで。
『言い訳はそれだけか?』
『ごめん、あ、あとべ、ごめんなさい…』
口の中が切れたらしい。
忍足が言葉を紡ぐたび開かれる唇の間には鮮明な赤が覗く。
『お前が誰のモノか…しっかり教えてやる…‥』
王座から下りた彼が、跪く忍足の前にしゃがみこむ。
指先で顎の下をくるくると撫でながら口角を吊り上げて笑ってみせる。
この、彼の笑みを構成する曲線が、忍足はなんともいえず好きであった。
見惚れているうちに手を取られる。
導かれた先、彼の股間にその手をあてがえば、そこには確かな熱。
彼は、欲情したらしい。
彼は、跪きひれ伏す忍足の姿に、欲情したらしい。
『跡部…あとべ……』
再び王座に腰を下ろした彼の股間に顔を埋める。
綺麗に笑う彼が見下ろしてくれるから、喜んで奉仕しよう。
取り出したペニスは上を向いていて、その硬い感触を楽しむかのように忍足は頬摺りをする。
彼が自分に欲情してくれる。
それは、それだけで彼を神を汚しているような、犯しているような、それは、なんて素敵な。
『跡部…好き、大好き…』
ペニスを優しく擦りながら、幾度と繰り返す。
そのたびに彼もまた優しい手つきで忍足の髪を撫でる。
彼が撫でてくれる。彼が自分の髪を優しく撫でてくれる。
こんな幸せを受けられるのは、自分が彼にとって特別だからだ、それは勝手な妄想でも幻想でもない、現実だ。
しかしそんな忍足の思考は破滅的だ。
『あ…あァ…、もっと、侑士…ッ、もっと…‥』
王座の上で淫らに腰を揺らす姿は、どうしてこんなにも美しい。
応えるようにスロートを速め、震えだした下半身を撫でる。
さぁ君の甘くて甘い、ちっとも苦くなんてないその精液を喉に叩きつけて!
『う…?!ぇ、あと…べ』
いきなり口内からペニスが引き抜かれる。
忍足は淋しそうな表情で彼を見上げるが、次の瞬間、その視界は白く濁った。
『ははッ…いい顔だ…‥』
顔に飛び散った精液。彼は満足気に笑う。
呆気にとられていた忍足であったが、状況を理解すればすぐにへらりと笑った。
顔中に散った精液を指先で拭い、口に運び、赤い舌を白く汚して、くちゃくちゃと、味わうように、噛み締めるように、だってこれは甘い甘い君の―――。
『あとべ、あとべ、すき…』
縋り付き、泣いているように笑う姿はなんて愛しいの。
彼が、忍足の濡れた顔を撫でる。
『入れたい…‥?』
『入れたい、跡部ん中に入りたい…入って、掻き回したい…跡部…』
君が綺麗に笑って頷いたから、全ての罪が洗い流されるの。
彼が綺麗に笑って頷いた。
それを見た忍足も、綺麗に綺麗に笑ってみせた。
俺の女神に賛美歌を。
貴方に賛美歌を。
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プロフィール
HN:
詩子
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/08/13
職業:
学生
趣味:
買い物・音楽鑑賞
自己紹介:
小説や日記、小ネタ等を投下していくヲタクなブログです。サイトの代わりに運営しているのでコメントやメッセージは大歓迎です。
リンクについては同人サイト様につきフリー。報告や連絡いただければそちらにも遊びにいきます♪
コメントするのが嫌だわ、というシャイなお嬢さんは(笑)
utagawa_hikaru☆hotmail.com
(☆を@に変えてくださいね)
こちらまでご連絡ください!
ジャンルはサイトをやっていた頃とほとんど変わりませんが…
テニス(忍受け、跡受けなど)
サガフロ(いろいろ)
もしかしたらアイシ(阿雲)
オリジ(気が向けば)
…こんな感じです。
同志様は是非仲良くしてください!
何かありましたらお気軽にご連絡を。
リンクについては同人サイト様につきフリー。報告や連絡いただければそちらにも遊びにいきます♪
コメントするのが嫌だわ、というシャイなお嬢さんは(笑)
utagawa_hikaru☆hotmail.com
(☆を@に変えてくださいね)
こちらまでご連絡ください!
ジャンルはサイトをやっていた頃とほとんど変わりませんが…
テニス(忍受け、跡受けなど)
サガフロ(いろいろ)
もしかしたらアイシ(阿雲)
オリジ(気が向けば)
…こんな感じです。
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