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初めての方はカテゴリから説明へどうぞ。 古い小説から最近のまでおいてあります。 古いのはなんだか恥ずかしいのでいつ消すかわかりません。



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無駄に長いうえに変態えろ(笑)注意して閲覧してください。



『あぁ…あとべ先生っ…』

夜勤の時、看護婦を抱いている跡部先生を見た。
顔も腕もよい人気の産婦人科医。病院に缶詰状態の生活はさぞストレスが溜まるんだろう。
いつだったか、あの人は俺を抱いた。男の俺を。
看護婦を抱いている彼を見てしまった俺は、過去の行為を思い出してしまう。
使われていない診療室に入り込み所詮自慰というその行為に没頭した。

『んゃあっ…あ、あ…っ』

看護士の着る清潔な薄い青色をした制服の下だけを脱ぎ、ソレを尻に敷き、ぐしゃぐしゃに濡らし、必死になって手を動かした。
気紛れで抱かれて見つけだしてしまった憧れは、あの人には届かない。
だが貴男を想って自分を慰めることくらい許してくれ、迷惑じゃないだろう。

『やっ…あ、跡部先生っ』

名前を呼びながら達し、例によって虚しい気分と吐精後の脱力感に板挟みにされながらノロノロと立ち上がった。
暗かった部屋に明かりを、と思い、部屋の入り口のスイッチにむかった。

『いけない奴だなァ?お前は…ぁん?忍足…』

俺がスイッチに触れる前に明かりが灯った。
憧れの人に痴態を見られた羞恥からかそれともあるいは喜びなのかもしれない。
身体が再び熱を持ち、震えはじめた。

『せ…せんせ…』

下肢を晒したままで立ち尽くす。
その普段は冷たい眼が、俺の思い込みか、いや違う、確かに熱を持って俺を見る。

『淫乱な身体には治療が必要だろ…?』

先生が、薄い、ゴム手袋をはめながら近づいてきた。
動けないままの俺を、診察台の上に押し倒し、口を、塞いだ。

『んっ…ふ…うぅ…』

深い深い口付けは俺の力をどこまでも奪い、俺の身体はどこまでも熱に浮かされる。
またしても、気紛れで抱かれるのか。まぁ別に構わない。

『抜いてたんだろ?俺の名前呼びながら、俺に抱かれるのを望みながら…』

『あぁっ…ゃん…あっ…』

『ココをこんなにおっ勃たせて…』

『やっ…ごめん…なさ…』

尋問のように、拷問のように、ゴム手袋をした手が身体をいじくりまわす。
そのつっかかるような、肌が引っ張られるような感覚に、涙し歓喜し、声を上げる。

『いたっ…痛い…』

手袋をしたまま、指が秘部に少しだけ埋め込まれた。
滑らないゴム製のソレに入り口を無理矢理に擦られ、熱い、焼けるような痛みに声が漏れた。

『痛い…そいつはいけないな…よく診てやるよ』

『やぁっ!冷たっ…んっ』

秘部に、冷たく長いものが、恐らく何か診察に使うモノだ、それが奥へ奥へと入り込んできた。

『やっ…やめてくださ…イヤや…あ、やめ、て…』

『お前はうちの大事な看護士なんだ。ちゃんと治療しなきゃダメだろ?』

そう言うなり、先生が冷たい金属の棒で中を掻き回しはじめた。
この人は俺をいじめて楽しんでいる。それで少しでも貴男の心が晴れるなら、俺はそれでいい。

『どこが痛いんだ?ココかな、それともココか?』

『ひゃ…あ、痛くない…痛くなんか…ない…』

腰が跳ねるポイントを、ここぞとばかりに棒が刺激する。
やめてやめてと首を振り拒否を示すが、この人から与えられるなら、快感も、痛みも、全てを逃すまいとしている自分がいた。

『飲み薬をやろーな…』

先生が前を寛げ、俺の口元に自身を近付ける。
意図を察した俺は、憧れの人のソレを必死で善くしようと、舌を、唾液を絡ませた。

『そんなに欲しかったのか…?俺のが…』

『んっ…ぐ…ふぅ…』

貴男のモノをまた受け入れることを、こうして口淫することを、何度望んだか。
男に抱かれることを望むような変態に、この人は惹かれたりはしない。

『淫乱にはよく効く薬だ…しっかり飲み込めよ』

ビクンとひとつ、ソレが脈打って、口の中になんとも言えない苦い味が広がる。
これも貴男のモノだから、一滴残らず飲み干した。

『さて…治療の仕上げだ』

脚を割られ、俺の性器が、秘部が、先生の目の前に晒され、ヒクヒクと喜ぶ。
まだ欲しくない、まだ欲しくない。ココに受け入れたらそれで今夜のこの行為は終わってしまう。
気紛れでも、愛情が無くても、それでも貴男を独り占めできる時間を終わらせたくない。

『や、やめてくださぃ…、そんなの…入らへん…』

首を横に振り、この行為の最中にはじめて貴男の顔を見つめた。
やっぱり整った顔だ、女が惹かれる訳だ。

『一丁前に慣らせなんて言うのかよ?…ならこの際だ、淫乱な身体、隅々まで調べてやる…』

冷たく笑う貴男の顔はなんて綺麗なんだろう。
男の俺でも惹かれる訳だ。

『しかし…診察台を汚されちゃ困るな…あぁそうだ』

またきっと何かされるのはわかっている。
でもそれをするのが、貴男だというだけで嬉しくてたまらない。

『えっ!や、んっ…何?』

『診察台を汚さないように…これならいいだろ?』

先生は片方の手袋をとり、ちょうど親指が入る部分を広げて俺の性器の先端に被せた。
もともと指が入るだけの広さのそれは、先端を締め付け、妙な感覚で張りつき、しかし相手がこの人だというだけで快感に感じた。
俺もなかなかおかしくなってきたようだ。

『これで大丈夫だな…さァ調べようか』

まずはココから…そう言って先生は俺の上の制服を捲り上げ、ピンセットで胸の突起を摘んだ。

『んゃ…あ、いっ…ん』

摘んだり引っ張ったり潰したり。いちいち声が漏れるのが恥ずかしい。
よくあるAVのお医者サンごっこというのはこんな感じなのか、と考えてみた。

『いかんな…こんなに赤く腫れあがって…』

すっかり立ち上がった突起に、ゆっくりと舌が這う。
あまりの快感に、いつのまにか先生の頭を抱き締めていた。

『あぁっセンセ…もっと』

『言葉遣いがなってねぇ』

『やぁっ!あっあぁっ…』

一言喋り、先生が急に歯をたてたものだから思わず腰が跳ね脚がピンとのび妙に甘い声が出た。
この人は仕事では『いい先生』だがプライベートではやけに意地悪らしい。

『次に…ココだな…』

入り口にひんやりとした液体が塗りたくられ中に指が二本入り込んだ。

俺の指が。

『いっやぁ…こんなん…こんなん、イヤや…』

手を掴まれ無理矢理中を掻き回される。
指に触れる内肉が熱く蠢いているのを感じて顔が一気に赤くなる。

『自分の身体は自分が一番よく知ってるだろ?』

要するに先生は俺にさっきのように自慰をしてみろとい言いたいのだ。

『やっ…できへん…いゃ、も、堪忍して…』

生まれてこのかた感じたことのないくらいの羞恥と快感とを同時に感じる。
先生に導かれるままに自分の指が『イイトコロ』をとらえ、呆気なく俺は果てた。

『んっあ、とって…こ、これとってくださいっ…』

果てたのは確かだが、先端を締め付けている手袋の所為で精液が吐き出せない。
先端まで込み上げたソレを吐き出せない苦しさと快感に、無意識に腰を揺らしていた。
もっともっと、泣き叫ぶくらいにいじめてくれて構わない。
貴男になら何をされたって構わないと俺は自身をもって言うことができる。

『診察台を汚したら困るって何度も言ったろ?』

『で、でも…ぁ…んん…』

『でも、なんだ?言ってみろ、俺は患者には出来る限りのことをしてやるぜ?』

ぐいっと、垂れ下がる手袋を先生が引っ張った。
敏感な部分の濡れた皮膚が急に引っ張られたために、またすぐにビクリと腰が跳ね背中が仰け反った。

『とってください…あ、あ…だ、出したい…です…』

なんて恥ずかしい台詞。貴男にだから言えるのだと伝えたい。

『まだだ、最後に注射をしてから出させてやる…』

『注射…?っ!あぁっ!』

先生が俺の中に一気に入り込んだ。
貴男と繋がれたことを喜ぶべきか、行為が終わりに近づくのを悲しむべきか。
どちらにせよまともな思考は働いていない。

『相変わらずヤラシイ動きだな…お前の中は』

息を吐き、笑いながら先生が突き上げる。
清浄な、病院の一室。そんな場所で、なんて不浄な、不潔な行為を俺は。それもこの人を相手に。

『あぁっ…!ん、ひゃっ…せん、せ…あとべ先生っ、あ、も、イっちゃう…!』

必死で名前を呼んでも貴男はこれっぽっちも返してくれない。
しかし綺麗に笑ってくれるからまァいいか。
先生が大きく突き上げ、手袋を勢い良く取り去り、俺は本日三回目の射精を。



『可愛いな…お前は…』

処理を終え、新しい制服をご丁寧にも着せてくれ、先生は額にキスをくれた。
この人はどうしてこうも恥ずかしいことが平気で出来るのか。そこもまた魅力なのだが。

『すいません…俺、仕事中にあないなこと…』

思い返せば恥ずかしい。自慰行為を見られたのだ。
それも仕事をサボっての自慰行為を。
思わず涙目になり、血が昇った顔を俯かせただただ謝った。

『また、いつでも可愛がってやるよ…』

俯く顔に指をかけ、上をむかせる。極上の笑みで、そう言って、先生は仕事に戻っていった。

俺の恋が実る日は来ない。
せいぜいまた抱かれるのを望んで、また自慰でもしてみようか。
貴男を振り向かせるのは俺の心ではない。身体だ。
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プロフィール
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誕生日:
1987/08/13
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買い物・音楽鑑賞
自己紹介:
小説や日記、小ネタ等を投下していくヲタクなブログです。サイトの代わりに運営しているのでコメントやメッセージは大歓迎です。
リンクについては同人サイト様につきフリー。報告や連絡いただければそちらにも遊びにいきます♪
コメントするのが嫌だわ、というシャイなお嬢さんは(笑)
utagawa_hikaru☆hotmail.com
(☆を@に変えてくださいね)
こちらまでご連絡ください!

ジャンルはサイトをやっていた頃とほとんど変わりませんが…
テニス(忍受け、跡受けなど)
サガフロ(いろいろ)
もしかしたらアイシ(阿雲)
オリジ(気が向けば)
…こんな感じです。
同志様は是非仲良くしてください!

何かありましたらお気軽にご連絡を。
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