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初めての方はカテゴリから説明へどうぞ。 古い小説から最近のまでおいてあります。 古いのはなんだか恥ずかしいのでいつ消すかわかりません。



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『いつまでこんな所にいるつもり?気分が滅入るわ』

刺々しい物言いは誰に向けられた物でもないのに、ロベルトは苦い笑みに顔を歪めた。

『まぁまぁ、我慢しようぜプルミエール、大ミミズに遭遇していないだけ俺達はツイてる』

ツンと顔を背けてしまったプルミエールはやはりお嬢様気質が抜けない。
それでいて巨大な槍を使いこなすのだからたまらないが。

やんちゃで少し無鉄砲なジニーとはぶつかってばかりだし、グスタフは我関せずだし、機嫌をとるのはいつもロベルトだった。

『ロベルトにあたっても仕方ないよプルミエール、チップは沢山あるけど肝心のクヴェルが見付からないンだもん、まだねばらなきゃ!』

さすがはナイツ家の血筋、ジニーは若くともいっぱしのディガーだ。

『そうそう、もうしばし頑張ろうぜ、お嬢サン』

プルミエールの肩を抱いて背を押すようにして歩くロベルトの笑顔に、グスタフがわずかに表情を歪めたのに誰も気が付かなかった。




『っ、おい何考えてるグスタフ、プルミエールもジニーちゃんもいるんだぞ…!』

『ここに潜って一週間、戦闘ばかりでお前にろくに触れていない』

普段から表情の薄いグスタフが、今夜はやたらにぶっちょう面だ。
テントの中に眠るジニーとプルミエール達をまったく気にせず、見張りをしていたロベルトに迫っている。

『我慢しろ、こんな所で絶対に嫌だぞ俺は』

後ろ手に弓まで掴んで身構える、そんなロベルトのあまりに必死な拒否にグスタフは更に不機嫌になる。

『私が嫌いか?』

真顔だし、冗談なんて言わないし、むしろ冗談なんて通じないし…そんなグスタフにこんな風に迫られて、ロベルトが折れないわけがなかった。
溜め息とともに弓と抵抗を手放した。

『とにかくここじゃ駄目だ二人が起きる、幸い今夜はモンスターの動きも鈍いし、見張りも少しくらい外していい、か…』

グスタフに腕を引かれて立ち上がる。
この年下のヴィジランツは自分によくなついている相棒で、無愛想だが腕はたつ。
鋼の大剣をふるう姿は勇ましく、技を繰り出す姿は美しい。
しかし加減を知らない野獣でもあるから、出来るだけ、探索の間に行為をするのは嫌なのだ。

結局はロベルトが折れて、大ミミズの穴には悩ましい声が響く…



『ねぇ見た?プルミエール…あの二人ちょー怪しい』

『考えられないわ、まさか、そんな…』

テントの中で実は起きていた二人。
こんな時ばかりは意気投合するのだからそこはまだ若い女の子。
プルミエールなんて、あらぬ妄想に顔を赤らめている。

『ねぇねぇ、後つけてみよーよ、プルミエール!』

『ちょっ、はしたないわよジニー』

『はしたないって、なに、プルミエールったらあの二人が何すると思ってるの?やだーっ!』

『っ、からかわないでよジニー!とにかく、行くの?行かないの?』

顔を見合わせる二人、勿論、すぐに寝床を飛び出してグスタフとロベルトの後を静かに追っていった。




『はッ……ァ…』

グスタフの視界の隅でロベルトの銀髪が震えた。
それすらグスタフの雄を揺さぶって、目を細める。

『なに…、やけにコーフン気味?グスタ…フ』

ロベルトの饒舌なのはセックスの最中もあまり変わらなくて、慣れない頃なんてグスタフはよくからかわれていた。
今回も薄く笑うロベルトに、グスタフは返事はせず刺激だけ与える。

『ぅ…、ぁ、あァッ…』

堪えきれなかった声と、先走りとが溢れた。
体内に迎え入れた熱に背が震えた。

『…相変わらず、気持ち、いいな…お前の、中は…』

『っの、スケベ…が…』

グスタフの脚の上に載せられたロベルトは、苦し紛れに派手な金髪の頭を掻き抱いた。
下からの突き上げに切れ切れに声が漏れる。




『…………、わー、わーっ』

『あ、ありえないわ…あんな…あ、あぁ…』

ジニーは何故か興奮気味、プルミエールは口を覆ったが顔は真っ赤だ。
男二人の交わりを覗き見した女の子二人は、気付かれぬうちに、とさっさとテントへ戻っていった。

これからが本番だともしらずに…



『も、もう無理っ…!無理だってグスタフ!』

『一週間分だ』

抜かず三発。
涙さえ浮かべて首を振るロベルトに、グスタフが滅多に見せない笑みを浮かべた。



【野獣な彼氏】




はい、誰もわからないサガフロ2ネタでした(笑)
もういいんだ自家発電で!
自分が楽しめればいいもん!
み、みんなサガフロ2やればいいとか、おもう、けど…orz

グスロベは絶対美味しいと思うんだけどなぁ…サガフロ2はあんまり同人とか無いんだよなぁ…ぐす。
まぁたまぁに見掛けるけどねグスロベ。

みんなサガフロ2をやれ!
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今日は諸事情につき一日家に一人で留守番なのです、いまもまだ一人。

ここぞとばかりに朝からゲーム三昧(笑)
サガフロ2を五時間やりました(笑顔)
ケルヴィンはぁはぁしながらギュス編ばかり進めた。
もうケルヴィン愛しすぎるあの堅物め!
けどオフィでマリーと結婚してるからギュス様とくっつけられないようわぁん。
かわりにグスタフとロベルト萌えしたいので最後の方まで進めなきゃ!
グスロベはぁはぁ…むっつりグスタフとお母さんロベルトにちょう萌える!
けどサガフロ2わかる人なんてここの閲覧者さんにはいない…ははは。
今日はろくに食事をしていないぞスパロウ君←

朝にうどん食って映画観ながらポップコーン食っただけだ、昼も夜も食ってない。
帰ったら野菜ジュースと牛乳飲もう。
今更ながらパイレーツオブカリビアンを観てきました。
可愛いお姉さんと一緒に(笑顔)

ジャックは相変わらずプリティ、可愛いのに格好良くてわいるどでやっぱり結婚したいなと思いました←
バルボッサも格好良かった、なんか、彼が一番海賊らしいよね。結婚したくはないです(笑)
エリザベスが個人的に好きではなかったのですが、今回は男らしい(女だけど)ところにひかれました、ただキャラが変わっている部分が結構あるんじゃないかな?
ウィルは…、ううん、終盤、終りかたが若干読める感じだったかなぁ…まぁ彼らしい最後だなぁと。
ウィル好きの人は納得いかない最後だったかもしれません。
4もつくっちゃいなよ!そんな風に思える、楽しい作品でした。
アクションシーン派手でよかったし(笑)
エンドロールをあそこまで長くするなら、エンドロールのあとにその後のエピソードは入れない方がよかったんでないか?

まぁそんな感想、帰りの電車からおおくりしましたー。
タイトルが碧だから碧タソが反応しそうだな、と秘かに思っていたりする(笑)

シホさんシホさん、サガオンリは1だけなのかな?2はジャンル外なのかな?1なら妖魔書く、妖魔!
しかしお前さんムスカに食い付きすぎだ(笑)


さて、オリジナル連載はダラダラと続いていますがこれからもっと動く、よ。
ファンタジーらしくね、魔法とか使いたいよね!
剣と魔法でファンタジー!
関西弁眼鏡でもファンタジー!(笑)
ぬふ。
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プロフィール
HN:
詩子
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/08/13
職業:
学生
趣味:
買い物・音楽鑑賞
自己紹介:
小説や日記、小ネタ等を投下していくヲタクなブログです。サイトの代わりに運営しているのでコメントやメッセージは大歓迎です。
リンクについては同人サイト様につきフリー。報告や連絡いただければそちらにも遊びにいきます♪
コメントするのが嫌だわ、というシャイなお嬢さんは(笑)
utagawa_hikaru☆hotmail.com
(☆を@に変えてくださいね)
こちらまでご連絡ください!

ジャンルはサイトをやっていた頃とほとんど変わりませんが…
テニス(忍受け、跡受けなど)
サガフロ(いろいろ)
もしかしたらアイシ(阿雲)
オリジ(気が向けば)
…こんな感じです。
同志様は是非仲良くしてください!

何かありましたらお気軽にご連絡を。
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